認可外保育園メリット・デメリット
保育園を探している多くのパパ・ママが最初にぶつかる壁が、おそらく「認可保育園」と「認可外保育園」のどちらに子どもを預けるかということではないでしょうか。
なんとなく認可保育園の方が安心で、認可外保育園は不安というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、最近では特に独自の教育方針のために「あえて認可申請をしない」認可外保育園も多く、認可外保育園だからといって保育の質が低いわけではありません。
ここでは、認可外保育園のメリットとデメリットについてご紹介します。
【認可外保育園のメリット】
まずは認可外保育園のメリットをみてみましょう。
●誰でも入園できる
もちろん園児の数によっては断られることもありますが、主婦でも自営業でも、どんな家庭環境でも入園を申し込むことができます。
待機児童という社会問題の観点からも、入りたい人が入れる認可外保育園はありがたい存在です。
●保育時間
特に仕事を持つパパ・ママにとっては、保育時間の融通がきくところが認可外保育園のいちばんのメリットといえるでしょう。
週3日から利用できるところや早朝や深夜から預かってくれるところ、土日も開けているところなど、園によってさまざまな対応をしているのが認可外保育園なのです。
●点数が加算される
認可保育園にこだわる両親にとっても、取り急ぎ認可外保育園に子どもを預けていち早く職場復帰することは悪い選択ではありません。
認可保育園に入るための「保育指数」が加点されるので、翌年の入園に響いてきます。
【認可外保育園のデメリット】
一方で認可外保育園のデメリットといえるポイントはどのようなことでしょうか。
●保育料が高い
一般的に認可外保育園は認可保育園よりも保育料が高いため、パパ・ママの経済的負担が大きくなってしまいます。
自治体によっては無認可保育園の費用を一部を補助する制度もあるので入園前に調べてみましょう。また、園によっては教材費などを考えると認可保育園よりも安くなるところもあるようです。
●設備が良くない
国の定める基準を満たしていない設備の園に子どもを預けることは、親にとっては心配かもしれません。
しかし設備の制約があっても、定期的に近くの公園に出かけるなど、工夫して良い環境提供に努めている園もたくさんあります。
●保育の質が心配
保育の質や普段なにをさせているかなども、設備同様、両親が無認可保育園に対して心配するポイントです。
しかし、「認可外=質が低い」というのは大きな間違い。英語や体操といった力を入れている教育があるために認可外で運営しているなど、むしろ質が高いケースも多く存在します。
また、独自の基準で一定の質を保証して運営費を補助している自治体も多いので、選ぶ時のポイントにすると良いでしょう。
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